アフターコロナ時代の医療空間へ
誰もが予想していなかった新型コロナウイルスの蔓延。
そのコロナ禍は世界を大きく変えてしまいました。
特に医療に従事する皆さんにとっては、感染予防とともに万が一の対応にも十分な配慮が必要になっています。
コロナ禍に見舞われている現在の医療空間のあり方は一様ではありません。
施設そのものはもちろんですが、感染予防のための設備導入をはじめ、
三密を避ける導線計画やスタッフのオペレーション、さらにホスピタリティの質を下げない工夫など、
解決すべき課題は山積しています。
いずれコロナ禍は収束しても、この記憶は薄れない気がします。
ゆえにアフターコロナ時代の医療空間は、感染症予防に配慮した機能性を取り込みながら、
安心と快適性を両立したデザインを目指すのかもしれません。