人の五感は視覚からの情報が87%を占めると言われます。
私たちは光と色彩がもつ視覚的・心理的効果に早くから着目し、空間の用途や目的に応じて設計に取り入れてきました。
光なら、床と天井だけでなく中間にも間接照明を設ければ、想像力を刺激する空間になります。
どんな時間を過ごす空間かによって、色の設計も変わります。
それを作為的ではなく、いかに自然に演出するか。
意識せずとも無意識に人を作用する。
それが光と色彩なのです。


コンパ、ドリンクイン ピボには、心が高揚する作用のあるピンクを採用した。
当時、ジョイントセンターが手がける飲食店には、
色彩の心理作用を研究する大学教授が見学に訪れることもあった。